2011年12月12日

パリメモ3

3日目は日曜日、パリ南部のヴァンヴの蚤の市に出かける。
一日乗車券を購入してメトロに乗り込む。
ヴァンヴ駅を出たらすぐにあるはずの市が見当たらない。おまけに歩いている人もほとんどいない通りをさまよい、やっとのことで見つけたおばちゃんに場所を尋ねる。「エクスキュゼモワ、ジュブドレアレ・・・」アレ?蚤の市ってフランス語で何て言うんだっけ?それでもまあこんなところを歩いてる日本人はどうせ蚤の市だろうってな感じで笑いながら場所を教えてくれた。そういやフランス人ってつっけんどんで冷たいイメージがあったけど、今回の旅行の中でイヤな対応されたことは一度もなかった。ほとんどの人がフランクで親切、それに礼儀正しい。でもってよく微笑む。メトロで目があっただけでも微笑んだりする人もいる。
ともかく市が開かれている場所とは全然違う方向に歩いてきてしまったよう。おばちゃんに礼を言って蚤の市にたどり着く。

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けっこうな賑わい。心を惹かれるものもあるにはあるけど、ほとんどがガラクタ。しかもメチャ高。値引きありきの設定価格なんだろうけどそれでも高すぎる感じ。ちっちゃな紙袋1枚2Eとかしてるんだもんよ。知人によると日本のバイヤーなんかがそのままの値段で大量に購入していくものだから毎年値段が上がってるらしい、とのこと。そういや日本人のバイヤーらしき姿を何人か見かけた。
結局見て回るだけで(それだけでも充分楽しめたが)メトロの駅に戻る。メトロの駅前では普通の日曜日のマルシェが開かれてた。野菜やチーズ、フルーツにクリスマス飾り。こちらも楽し。
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メトロに乗ってモンパルナスに移動。ロトンドで昼食。といってもあの有名なカフェじゃなくて入ったのは庶民的な小さなビストロ。その名も「LA PETITE ROTONDE」(小っちゃなロトンド)wウェブサイトがあったとは。サーモンステーキのプレートを注文。ホクホクしてて美味しいこと。英語の話せる陽気な店主のいる楽しい店。

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腹ごしらえをした後は若いアーティストが毎日曜日にテントを張って店を出してるっていう広場に行ってみる。モンパルナスと言えば1920年代、ピカソやマティス、ジャコメッティやフジタ、それに太郎らが住み着いて毎夜毎夜闊歩してたところ。期待を持って行ってみると・・・若いというにはいささかお歳を召した方々がそれぞれの作品をささやかに並べていた。うーん、いわゆる趣味のお店?まともな作品を出してる人もいることはいたけど。
そうだ、モンパルナスの墓地にはブランクーシが眠ってるはず!と気を取り直してモンパルナス墓地へ。だだっ広い墓地の中を案内板を頼りにブランクーシのお墓を探す。探してる途中でニキ・ド・サンファルのオブジェ発見。「ニキのお墓だ!」とカミさん大喜び。長い時間真剣にお祈りしてた。そんなに長く何をお祈りしてるん?と聞くと、パリに来て、貴方の眠っている場所に偶然巡り会えて本当に幸せです、というようなことを祈ってたらしい。

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寒い中墓地を歩くことに不満げだったカミさんも笑顔になる。ただ。
島に帰った後ネットで確認してみたところ、このお墓はニキの友達のお墓だったことが発覚。眠っていたニキの友達も墓の下で苦笑いしてたことでしょう・・・
そんなことはともかくブランクーシのお墓も発見。ああ、花でも買ってこればよかったなと思う。彼が友人夫婦に捧げた作品、「接吻」も墓地の隅っこの方で発見。

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墓地を後にしてメトロでアパート近くのサンシュルピス駅に。
映画「ダヴィンチ・コード」で一躍有名になったサンシュルピス教会にちょろっと寄り、ベルギーパン屋でバゲットとイチゴのタルトを買ってアパートに一旦戻る。このパン屋のバゲットメチャウマ。何と東京にも支店ができたらしい。

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コーヒーを淹れてちょっと休憩。
ケ・ブランリー美術館でも行ってみるか、とアパートを出て近くのバス停へ。バス停に座ってバスを待つも中々来ない。ん?と思ってバスの運行表をみると土日はNONって書いてある・・・しょうがなくメトロとRERを乗り継いで美術館まで。
毎月第一日曜日はパリのほとんどの美術館が入館料無料に。そのためこの美術館の入り口も大混雑。
ケ・ブランリー美術館はアジア・アフリカ・南北アメリカ、要するにヨーロッパ以外の膨大な数のプリミティブワークを集めた美術館。美術館っていうか博物館かな。愛知県にあるリトルワールドの資料館をバカでかくした感じ。展示物はどれもこれも面白くて、疲れてるのも忘れて館内を歩き回る。「SAMOURAI」って企画展をしてた。エントランスには2体の騎馬武者が。でもどこかおかしい・・・

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ミュージアムショップにも日本紹介のコーナーが。でもやっぱヨーロッパ人の考えるニッポン、ちょっと何かが変。
充分堪能して外に出てみるともう真っ暗。すぐ側には夜空に浮かび上がるエッフェル塔。

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歩き疲れたのでタクシーでアパート近くのデパートへ。食材を買い込み部屋に戻って食事。毎日毎日よく歩くこと。

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まだまだ続きます。4日目はルーブル〜マレ〜バスティーユ。


posted by flowers at 22:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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