2010年03月13日

4GATS


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4GATS -クアトロガッツ-と聞いてピンとくる人はかなりのピカソファンのはず。
直訳すると「4匹の猫」。
若き日のピカソやミロ、ダリといったバルセロナに住んでいたアーティストが通い詰めたカフェの名前。
この店のポスターをピカソが描いたことでも有名で、そのポスターというのがロートレック風というかまんまパクリというか。
当時のパリへの憧憬だったのか店主に頼まれてそれ風の絵にしたのかは定かではないが、この人の残した膨大な作品群を観ていると何々風とか誰々風といった作品に結構出会う。
アフリカ彫刻の影響はよく言われるところだが、これミロの作品じゃねーの?え?セザンヌ?とか、おいおいブランクーシまでパクんのかよって突っ込みたくなってくる。
ワザとおちょくってんのかマジメにやってんのか。
おちょくられてるのかなあ。

自分が作品を作るときを鑑みてみる。
構想段階や作っている最中は意識していなくても、出来上った作品を客観的に眺めたとき、ああコレはあの時観たあの作品の影響だなとか、誰々の作品の焼き直し、劣化コピーじゃないかなんて落ち込んだり。
自分が感じたこと、感動したことを自分自身のなかで消化しきれずに中途半端なまま外にゲロしてる状態。
で、ゲロを目の前にしてその先に進めない。
何とも情けない。
ピカソのように自由に、堂々とできないものか。
できないからピカソではないのか?
まずは目の前のゲロを踏み散らしてゆく小さな自由を手に入れたい。

やっぱり彼は天才なんだなあと離島の凡人は思う。

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posted by flowers at 00:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 定番品 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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