2010年11月06日

アイタタ

例えば点A・点Bを結ぶ10cmの直線上に、点Aより7cmのところに点Cを置くとする。
そのとき、点Cは点Bより3cmのところにある。
だから、点Bより3cmのところに点Cを置けば、点Cは点Aより7cmなのだ。
ユークリッド幾何学的に言えば、それは正しい。
だが、物作りをする上では必ずしも正しいとは言えないのだ。
点Aから7cmは、あくまで点Aから7cmであって、点Bから3cmではない。
何が言いたいのかというと、ハイ、基準面を間違えて加工してしまいました・・・
物作りする上での基本中の基本です。
実際にはもう少し複雑な要素が絡んだ上でのミスだったんだけど、部材の数が多かったんで、ちょっと凹んだ。
一つ一つの寸法誤差は微々たるものなんだけど、部材を組み合わせたときにその誤差は数倍、数十倍になる。

修正には一連の加工に費やした時間と同じだけの時間がかかる。
プラス、基準面を変えると加工治具のセッティングも全て変えなきゃならないんで、その調整時間も。
個人プレイ、自己責任がウチの工房のモットーなんで、しょうがなく独りで黙々と修正作業をこなした。
ただ、こういったミスをしたときのために、ある程度までの誤差だったら途中の修正で吸収できるよう、あらかじめ考慮して最初の設計作業をしてるのだ。
どういったところでミスしがちなのかとか、どこでミスしたら致命的なのかとか、経験上ある程度わかってきたし。
・・で、またミスしてんだから世話がないよね。
ある程度フレキシブルな設計をするのは、木ってのは結局のところ乾湿差で動く素材だってこともあるんだけどさ。

なので、一からやり直すことまでにはならなかったのが救い。
転ばぬ先の杖ってヤツ?
イヤ、威張れるコトじゃないな。
何にせよこの杖も折れてしまったら、それこそ初めからやり直さなけりゃならないんで、慎重に、慎重に・・・。





posted by flowers at 01:14| Comment(2) | TrackBack(0) | 日々の仕事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私も「アイタタ」!3日の運動会で全種目出場(子供2種目を除く)。3回も徒歩競争で全力疾走しました。内股の付け根が痛い。
Posted by 小川 靖則 at 2010年11月07日 22:16
全種目!スゴイですね。
お疲れ様でした・・・
Posted by flowers at 2010年11月07日 23:04
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