2010年11月14日

じゃ、切ってしまえ。

11月も半ばになって、工房を訪れるお客さんも少なくなってきたんだけど、このところ注文が重なって妙に忙しい。
先日の定休日にも注文品のフォトフレームの仕上げ作業に没頭していた。
と、まあそれはいいんだけど、昼になって作業を止めて家に戻ってきたら。

IMG_0831.jpg






???
「ナニシテンノ?」
「見りゃわかるでしょ、マット切ってんの。」
「・・・イヤ、ソレハソウナンダケド。」

カミさんの論理

家が狭い。

マットが更に狭くしてる。

ロフトに上げてしまえ。

ロフトへの階段の間口が狭く、マットが通らない。

じゃ、切ってしまえ。

織田信長ばりの強引な思考でコトに至ったよう。
しかし、このマット。
腰痛持ちのカミさんが、やはりベッドマットはちゃんとしたヤツじゃないとダメだと言って結構なお値段で購入したはいいけど、体に合わず、自分は床に直接布団を敷いて寝て、結局のところボク専用の寝具になっていたのだ。
ボクとしては、このマット、堅すぎず柔らかすぎず、しかもセミダブルサイズなんで広々と気持ち良く眠れてお気に入りだったのだが。
しかも自分はあまり使用しなかったにもかかわらず、12年保証だとか、このメーカーは何たらとか、よく自慢してなかったっけ?

1114b.jpg






で、切ったあとどうすんの?と聞いてみると、
「大丈夫。余った布で縫い直すから。」とのこと。
不安に駆られながらも昼食を摂り、仕事を再開して夕方恐る恐る家に戻ってみれば。

1114c.jpg






おお、シングルサイズのマットにちゃんとなってる。
得意げな顔で「アタシって天才」と言い放つカミさんには少々イラっとするものの、さすが普段無駄にものづくりしてないなと感心した。
マットをロフトに押し上げ、スペースの空いた家の中はちょっぴり開放感が増して良い感じ。
切られて余った「高密度弾性ポリウレタンフォーム」は布を被せてクッションに。
まあ、なかなか、やるじゃん。

・・・・ところでボクは何処で寝たらいいんでしょうか?


posted by flowers at 10:36| Comment(9) | TrackBack(0) | 雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
[・・・・ところでボクは何処で寝たらいいんでしょうか?]
奥さんに聞いてみたら、それで作業の真意が分かりますよ。いや聞かないほうが良い。
奥さんの真意は床で一緒に寝てほしいのだと思います。
だから黙って一緒に寝ればいいのです。

Posted by 小川 靖則 at 2010年11月14日 13:45
ああ、なるほど。そうだったのか、あははは、コイツめ。

・・・なワケがないことは彼女の性格を把握している少数の友人たちに言われるまでもなく。
彼女の行動は大抵の場合において深い意図に基づいていません。
良く言えばウラオモテがないというか。

結局、立つことも出来ない(梁で頭を打ちます。)薄暗いロフトの隅っこで寝ることになりました。
Posted by flowers at 2010年11月14日 19:21
笑いすぎて涙が出てきます。
可哀想〜!本当に可哀想〜!
夏は暑いだろうな。
Posted by 小川 靖則 at 2010年11月14日 19:36
仰せの通り、夏はむちゃくちゃ暑いです。
そんときは工房で寝ます・・・
Posted by flowers at 2010年11月14日 19:48
ふたりの話を照らし合わせて言えること。
「あたしって天才!」って、あのお方がおっしゃったことは
まちがいないですね。あのお方の「どや顔」が想像できます。
しかしかなり素晴らしい仕上がりですね〜。感動した!
Posted by kaka at 2010年11月16日 10:30
周りに自分のことを天才と称する方がもう一人います。
あの写真家のお方です。
つまるところ、この二人は基本の部分で似ているのではないかと最近は思う次第です。
Posted by flowers at 2010年11月16日 12:51
結果良ければ?、、、全てよし!?
動画は無いのでしょうか?ああ、生で観たかった!
ピカソなら絵にするでしょう!『マットを切る女』
安部公房調のシュールな小説になるかも『のこぎり女房』
現代アートなど吹っ飛んでしまう作品になるやも!
Posted by OKA at 2010年11月17日 20:29
お疲れさんです。
こないだ初めて安部公房読みましたよ。飛行機の中で。
クラクラしました。

日本で使われる「現代アート」って言葉、おかしいと思いません?
「コンテンポラリーアート」じゃなくて「現代アート」。
「アート」でいいじゃねーかよって感じでございます。
進行形のモノがアートじゃなくてナニがアート?

まあアートって言葉自体なんかあやふやで軽いイメージがありますけどね。
評論家の椹木野衣によれば、アートってカタカナ言葉が出てきたのはバブル期あたりらしいっすよ。
商業ギャラリーにあの手この手で客を呼び込んで言葉巧みに高いポスターを売りつけてた、あのインテリアチックで小綺麗な絵を描く人たちがガンガン稼いでた頃、広告費を稼ぐためにメディアが使い始めたのでは。

話を「現代アート」に戻しますが、これまでのアートの歴史の中で、完全に権威付けが確定された技法、感覚、理論のもとに再生産される、危なげのない作品群を絶対視する方々が、自分らの信望する価値観で判断できない作品に出会ったとき、ソレを理解するしないを放棄して「ああ、アレは現代アートだから。」って突き放すための言葉として使われてるような。
もちろん別の意味として使う人もいますけどね。



Posted by flowers at 2010年11月17日 22:21
敷地に脳こぎり稲荷造れば!
よい、酔い、お神酒飲み放題!!
如何に?
Posted by Tatsuo OKA at 2010年11月28日 01:22
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