ある日カミさんに言われた。
はいはい、・・・ん?はい?
事後承諾はいつものこと。
慣れっこになってるんでよいとしても、業務用シンク?
「イヤ、何か今のシンク、小さくて使いづらくてさ。シンクがもう一個あったら使いやすいかなと思って。ホラ、アンタのおうちカフェキッチンにもなるじゃん。」
今のシンクとは別に、アイランド型のシンクを追加したいらしい。
実はこの家を建てた当初、ボクの手違いで台所用シンクは考えていたものより小さなもの(いわゆる公団用シンク、ホームセンターで29,800円でした。)を入れてしまっていた。
この手違いについては話すと長くなるんで割愛。
とにかく、キッチンに関して攻められると弱いのだ。
で、先日そのシンクが到着。
仕事も一段落着いたんで、近所の金物屋で部材を購入、作業に取りかかる。
作業といっても、既存の排水管の立ち上がりにチーズをかませてシンクの排水につなぎ込むだけの簡単な作業。
家の床下は60cmほどの高さがあるのでこういった作業はしやすい。
勾配に気を使いながら難なく完了。
給水も、夏前に庭に水栓を増設したときに配回した架橋ポリ管に継ぎ手でつなぎ込むだけ。
小一時間ほどで作業は完了。
各部の水漏れのチェックをする。
晴れてアイランドシンクのできあがり。
見た目はちょっとアレだけど、シンク代、工事部材合わせて計20,000円くらい。
まあこんなものかいな。
プロの調理人である友人によれば、このシンクは元々食器洗浄機を組み込むための作業台なんだそう。
ああ、それで給水が2系統付いてたんだ。
まあ使えたら何でもいいや。
業務用の中古什器が安く大量に出ているってのはそれだけ潰れてる飲食店が多いってことだよなあ、とその友人はしみじみと呟いていた。
そうか、そういうことか。
まあまあ、アナタの所は大丈夫でしょう。
というか大丈夫でいてくださいまし。

