2012年06月19日

チェコメモ。

さて、チェコ旅行記。

そもそもの始まりは半年前、正月早々1月2日に受け取った一通のメール。
「厳正なる抽選の結果、特賞の日本−ヨーロッパビジネスクラス往復航空券に
ご当選されましたのでお知らせいたします。」
???
カミさんに何か懸賞に応募したかと聞くと、夏頃にネットでルフトハンザ50周年記念のなんたらに寄稿した、とのこと。
そのサイトを確認してみると確かにカミさんが寄稿した文章が他の方に混ざって載っている。それにしても抽選は8月と書いてあるが?
発信元のメールアドレスは間違いなくルフトハンザドメイン、連絡先もルフトハンザの東京営業所。
いやいや巧妙な詐欺かも、と思いつつも商売柄どうせ電話番号も住所もネットに晒してるし、と半信半疑で返信してみた。
すると1週間後、LH社から一通の封書が。

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この時点で信用度60%くらいにアップ。なにぶん棚からボタモチ的な話にはかなり警戒してコトに当たる性分なんで。
それでもLHの担当の方と何回かメールのやりとりをするうち、詐欺じゃないってことを確信。
行く先はLHのネットワーク内だったらヨーロッパ内のどこでもいいとのこと。
さんざん悩んだあげく、3年前に雑貨ツアーで一度訪れて不完全燃焼だったチェコを訪ねてみることに。

っていうわけで行ってきました。ボヘミアングラスと素朴な木工品とピルスナービールの故郷へ。

6/4

関空9:40発のLH741便に搭乗。使用機材はB747。ボタン一つでフラットになるビジネスクラスのシートは超快適。
ウェルカムドリンクに始まりフルコースの食事や機内wifiで時間を潰しながらドイツ、フランクフルト空港に到着。
飛行機を降りる際、カミさんはイケメンCAから赤いバラを一輪貰いごきげん。
入国はすんなり。グーテンモルゲン、ダンケ、でお終い。赤いパスポートの威力。
フランクフルト空港から別の飛行機に乗り継ぎ、約一時間でプラハ空港到着。
日本から予約しておいた宿の方に空港まで迎えに来て頂き、とりあえず宿でカミさんはチェコビール、ボクはミネラルウォーターで一息。なんやかんやで関空を出てから18時間ほど。軽い食事を宿の人に頼んで作ってもらい、その後爆睡。

6/5
街歩き初日。宿はプラハ10区の閑静な住宅街に。今回、メインの宿は日本人オーナーのB&B形式の宿をチョイス。情報を日本語でやりとりできる点はもちろん、何よりも盗難の心配をせずに荷物を部屋に置きっぱなしにできることが最大の利点。街歩きにいちいちパスポートや多額の現金持ち歩いてらんないもんねー。
朝食を摂った後、バスとトラムを乗り継ぎ市街地へ。
まず向かったのは新市街地にあるヴェレトゥルジュニ・パレス。宮殿と名のついた無骨な社会主義的デザインのビルはチェコ国立の美術館。

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ちょうどチェコ出身の画家、ミュシャの企画展をしていた。
まずはその企画展、ミュシャ「スラブ叙情詩」を観てまわる。
ミュシャといえばパリ時代の軽い感じのポスターくらいしか知らなかったけど、ここで見たのは6m×8mのばかでかい油絵20点。
淡く儚く、それでいて深い色彩。青を効果的に使ってる作品が目に留まる。歩いて行くうちに朱というかオレンジを基調に戦争が描かれたキャンバスに、2分するかのように黒く垂らしたような線が描かれた作品の前で足が止まり、しばし佇む。もう少しスラブ民族の歴史の勉強をしてきたら理解が深まったのにとちょっと悔やむ。
2F〜5Fは近代から現代作家の常設展。近代作家のフロアではクリムトの絵が1点。シーレが2点。ピカソやミロ、ブラック、ルオーなど有名どころも数点。現代作家は主にチェコの作家の作品。共産党政権が崩壊したのが1989年、そこから始まったであろうチェコのモダンアート、うーん...勢いで言うなら中国の作家の方が見応えがあるかなー。何ていうか、今ひとつ控えめな感じ。ただこの控えめに感じた作品がチェコ人そのものってことに旅の終わり頃気付いた。

それにしてもミュシャ作品の展示はともかく、その他の作品展示のてげてげなこと!
クリムトだってピカソだって薄汚れたパーティションや壁に、ちょん、と掛けてあるだけなんだもんよ。壁の色もピンクとか変な色。市民展みたいな感じ。ま、このゆるさもボヘミア気質のなせる技ってところなのかな?

美術館を出て近くのカフェで昼食を摂った後、歩いて近くの国立技術博物館へ。
自転車からジェット機までチェコをはじめヨーロッパ各国の乗り物の歴史を展示した博物館。

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こういうところは理屈抜きで楽しい。子ども連れも多かったけど、一番はしゃいでるのはお父さんたち。メカモノ好きなオヤジは世界共通。子どもそっちのけで写真撮影に精出してた。チェコの自動車メーカー、Skodaのコレクションの多さはさすが。
じっくりと楽しんだあと、トラムに乗って旧市街中心部へ。
フラフラ歩いてると3年前に訪れた安い文房具店発見。
カミさんの目がキランと輝きバイヤーモードへ。
色鉛筆やら塗り絵やらノートやら安っぽい紙で出来た領収書?とかクロークに預けるときの連番の番号札(こんなもん何に使うの?)やらたんまり購入。

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買い物をし終わった後、またブラブラ。ミュシャ美術館発見。とりあえず入ってみる。んー、油絵は1点、あとはデッサン多し。入場料はちと高め。そんなもんか。ミュージアムショップには日本人の団体がいっぱい。何かお土産になるようなモノを探したけど、やはり全体的に高めだったのでパス。ちなみにミュシャの現地での発音はムハ。

歩き疲れてバスに乗り、宿近くの英国資本スーパー、Tescoへ。ちっちゃいイオンみたいなもん。イオンつーか昔のジャスコかな。
ここの食材売り場で簡単な夕飯とフルーツ、ビールを仕入れて宿に戻る。
カミさんの選んだこの日のビール。一番安かったヤツ。6.9czk(1czk=約4円)。キリンラガー似の味だったらしい。
一緒に写ってるタバコは77ckz。ビールの値段の10倍...

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部屋で食事を摂った後はまた爆睡。
続く。



posted by flowers at 23:03| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
字が細かくて読みづらい。コピーして14に拡大して読みました。
懸賞応募は行わないと当たらない。
肝に銘じました。
さらに懸賞応募をしている広告にあたらければ、
応募できない。之が運のカラクリのように思える。
奥さんが当てたので旦那は連れて行ってもらった感濃厚ですね。続きを期待しています。
Posted by 小川 靖則 高平集落 at 2012年06月20日 01:14
ですです、ワタシは連れて行ってもらいました。お付きの世話人です。
Posted by flowers at 2012年06月20日 13:22
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