2012年07月13日

チェコのおもちゃ工房〜チェコビーズ工場〜帰国

えっとラストです。

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宿のオーナーのアルファロメオ156に乗せられて向かった先はプラハから北へ30kmほどのところにある小さな村の木のおもちゃ工房。
の前に時間がちょっとあるからと寄ってくれたのがドヴォジャーク、ドボルザークの生家。

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ひっそりと建ってた。向かいの小さな教会もいい感じ。

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ただドボルザークの頭の上にはトリがナニを・・・

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200mくらい離れたところに建ってるネラホゼヴェス城。この城の主、ロブコヴィッツ家はベートーベンのパトロンでもあったらしい。

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さて、おもちゃ工房。フレンドリーなオッチャンが一人でやってる小さな工房。
工房内にお邪魔すると木の香り!仕事をしてる工房が雑然としてるのは世界共通だよなー。
ウチと違うのはそこに漂ってる香りが屋久杉じゃなくてブナを削る匂いってことくらい。

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思うんだけどヨーロッパの機械って精度良さそう。テーブルソー↓

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↓これは何て言うか玉とか作る機械。似たようなのが屋久島で勤めてた工房にもあったけど精度は段違いっぽい。

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非常にシンプルな木工倣い旋盤↓。コレ欲しいなあ。

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この工房で作られた木のおもちゃ。
ドイツで作られるおもちゃに比べるとデザインも作りも洗練されてないっつーか素朴なんだけど、その素朴さがいい感じ。
塗料はもちろん安全なモノを使用しているそう。

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おっちゃんありがとねー。

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次に向かったのがポーランドとの国境近くにあるチェコ最大の木のオモチャメーカー、Detoaの本社工場。
車を停めて工場に向かって歩いてると怪しげな格好をしたヒトが森から出てきた。

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キノコ採りなんだそう。チェコの人はキノコ採りが大好きでこの時期には家族揃って森に入って楽しむそうだ。
キノコが傷まないように通気性のいい編みカゴに入れて持ち帰るらしい。
ちなみにキノコを採る際には根っこごと引っこ抜かず、必ずナイフで切って根元を残して採集するのだそう。
次の年また楽しめるように。
ナイフを持たずして森に入るべからずってのが絶対のルールらしい。

てなことは置いておいてDetoaの工場。

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でかい煙突もあってなんだか物々しい感じ。
子どもが社会見学に来てた。子どもは何処の国もカワイイ。

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蛍光色のベストを着せられて専属ガイドさんと工場見学。工場内は撮影禁止。

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工場自体は古く、先の大戦ではナチスドイツのために連合軍の航空機の模型を作ったりもしたそうだ。
1階は材料の乾燥庫。素材はブナ、カエデ、ハブル。
ハブルってのはよくわかんないけど、重くて木目の細かい木。
Detoaではチェコで唯一ピアノのパーツを生産していて、その製作に使用する材なんだそう。
この材だけはスロバキアから輸入してるそうだ。
含水率は7%に落として管理。

次はオモチャの各パーツを削り出す作業場。だだっ広い場内に同じような機械が並ぶ。意外とNC制御の機械は少ない。
これだけ同じ用途の機械が並んでりゃ、加工工程ごとに専用にセッティングできるからNCいらんわなー。
機械は古そうだけど、作るモノ(小さな木のおもちゃ)に対しての設備投資額が半端じゃない。
元国営企業だったからそこまでできたんかな?
ちなみに作ってるのはこんなオモチャ↓

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この辺りは日本にもかなり入って来てるんで輸入雑貨屋さんとかで見たことのある人も多いかも。

次の作業工程は各パーツの塗装。ウレタン系かと思いきやシンナーの匂いは全くしない。ちょいとアクリル系の匂いかな。
オモチャに使用する塗料には厳しい規格があり、それに沿ったものではあるらしい。
塗装方法だけど、吹き付けではなく、何て言ったらいいんだろ?よく商店街の抽選会場とかでガラガラ回して玉が出てくるのってあるじゃない、あれのデカイのにパーツと塗料を入れてガラガラと何日も回し続けるのだそう。
そのガラガラが色別にずらっと並んで回ってる様子はなんだか楽しい。

各パーツの組付けはほぼ手作業。この作業が見ていて一番おもしろいかな。
最後の工程は人形の顔に目とか口とか髪の毛を手描きで描く作業。
一日じゅう目とか口だとかを描く作業には器用で我慢強いヒトが起用されるのだそう。当たり前か。
この最終工程の作業場のドアには「クルテクの生まれるところ」の文字が。

あ、書き忘れてたけど工場見学の説明は全部チェコ語。
宿の看板娘、エリちゃんに通訳として同行してもらってます。
エリちゃんありがとねー。

Detoaの工場を後にして、近くのレストランで食事。
次に向かったのがボヘミアグラスビーズの工房。

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あいにく工場はもう閉まってたんだけど、倉庫に案内してもらってビーズを物色。
あのスワロフスキーを生んだチェコのガラスビーズ。
日本で購入すると結構な値段がするんだけど、現場ではかなり安い。当たり前だけど。
コレ仕入れて日本で売ったらウハウハ・・・と、カミさんの目が輝きだしてバイヤーモード全開。
飽きることなく倉庫で小箱に入ってるビーズを物色してる。
事務のおばちゃんはチェコ語で説明、カミさんはそれに日本語で答えてるんだけど何故か会話になってるのが面白い。
粗方仕事で使うビーズを選んだ後、生産工程でちょっと欠けてしまったものやB級のものがザラっと入れてあるコンテナをしばし物色。
手前に写ってる毛むくじゃらの物体は事務所にいたバカでかいラッキーくん。

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あまりに楽しそうにコンテナを物色してるカミさんを見ているうちにボクもその作業に参戦。
宝物探しみたいで楽しい。
通訳のエリちゃんもビーズでアクセサリーを作ってるんで一緒になってお宝探しを。このコンテナの中のものはメチャ安なんだもんなー。
時間の経つのも忘れて宝探ししてたら、そんなにゆっくりして家まで帰れるのーって事務のおばちゃんに笑われた。

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帰る頃にはすっかり夜。
といっても22時頃までは全然明るいんで感覚狂うけど。
高速道路に乗ってプラハに戻る。
ちなみにチェコの高速道路は定期みたいのがあって、その定期を買うとその期間中は何処でも何度でも乗り降り自由なんだそう。
そのシステムいいなー。
帰る途中にスーパーに寄ってもらって簡単に晩飯。
晩飯がすんだら荷物の梱包。
今回はビジネスクラスなんであまり重量に気を配らなくていいんだけど、日本国内便は重量制限があるんで関空で仕分けしやすいように各スーツケースに割り振って詰め込む。
荷支度が終わったら爆睡。

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宿の人と記念写真を撮った後、空港まで送ってもらう。何から何までありがとうございました!
チェックインしてラウンジで朝飯。
全自動のエスプレッソマシンがあった。豆はillyらしい。

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ほどなくして搭乗。プラハ〜フランクフルト間の飛行機はエアバス。結構がっつり朝食が出た。
1時間ほどでフランクフルトに到着。
フランクフルト空港はルフトハンザ機だらけ。

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長ーい通路をひたすら歩いて長距離線のターミナルへ移動。
出国を済ませ、ラウンジで休憩。
この空港のラウンジはフランクフルトソーセージやらフルーツやらなんやメチャ美味しそうなモノがたっぷりあったんだけど、プラハからの飛行機で腹一杯食べちゃってたんで断念。飲み物だけ。

関空行きのジャンボに乗り込む。
行きは飛行機酔いして折角の食事をほとんど摂れなかったカミさんも帰りはがっつりと。

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でもって関空到着寸前に朝飯。

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ごちそうさまでした。

関空に到着後、各スーツケースの中身を20kg以内に抑えて、はみ出たものは梱包して宅急便で自宅へ発送。
伊丹空港へ移動、鹿児島を経由して屋久島へ。

楽しい旅でした。
ルフトハンザさん、ありがとうございました!

あー終わった。



posted by flowers at 00:13| Comment(2) | TrackBack(0) | 雑事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あれ!もう旅行記終わったの。
12日と13日は別口で書いてほしかったな〜。
でも仲良くお二人で帰国されておめでとうございます。

旅行記て、毎日即座に書かないと忘れてしまう。
瞬間に大事なことを思うのですが、
すぐに忘れてしまう。
写真を撮っていても、大事なことを
を忘れてしまう年齢になりました。
Posted by やっさん at 2012年07月13日 10:03
間が開いちゃったんで、まあ、やっつけで。とりあえず終わらせておかないと気持ち悪くて。
Posted by flowers at 2012年07月13日 12:41
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